Microsoft による Windows XP と Office 2003 のサポートが4月9日(日本時間) で終了する事はマスコミ報道などでも多く流れ、知っている人が増えていることでしょう。それではサポート終了後、どうしても Windows XP や Office 2003 の再インストールが必要になり、修正プログラムやサービスパックを適用したい場合はどうすれば良いのでしょうか。
実は Microsoft では「サポート終了」の後も「オンライン セルフ サポート」については最短1年間継続します。オンライン セルフ サポートというと大げさですが、要するに Microsoft の Web サイトにあるサポート技術情報などの製品情報や、トラブルシューティング ツール (Fix it など) は引き続き利用できますよ、という事です。
「マイクロソフト サポート ライフサイクル」 http://support.microsoft.com/lifecycle/ に「サポートが終了した製品に対してその後、最短 1 年間提供されます。サポート技術情報の高度な検索や FAQ 、トラブルシューティング ツール、その他のリソースを利用して、一般的な問題を解決することができます。」と記載されています。
そして既存の修正プログラムやサービスパックについても、このオンライン セルフ サポートの期間は今まで通り提供される事が Microsoft のWeb サイトで明記されています。
「セキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」 http://www.microsoft.com/ja-jp/security/pc-security/updates-faq.aspx の「サポート切れになった製品の既存のセキュリティ更新プログラムはいつまでダウンロードできますか?」に「製品のオンラインセルフサポート終了までダウンロード可能です。」との記載があります。ですから修正プログラムやサービスパックのインストールが必要になったら、今まで通り Windows Update やダウンロード センターからのダウンロードが利用できます。
とは言え新規のセキュリティ修正プログラムはもう提供されないので、早期に計画を立ててサポートされているバージョンの Windows / Office に移行する事を強くお勧めします。
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